Last updated:
16-AUG-2016

Verify the VPN Tunnel (Japanese)


VPNトンネルを確認する

設定したルータをActive状態のセッションに追加すると、Cisco dCloudへのVPNトンネルが自動的に確立されます。このプロセスは、通常、透過的であり信頼性があります。もしVPNトンネルが確立されているか分からない状況や、トラブルシュート時に追加情報が必要な場合、このドキュメントの手順を使用します。

事前要件

VPNトンネルのトラブルシュートを実施する前に、以下の事前要件を満たしているか確認して下さい:

  • ご自身でスケジュールされたセッションやアクティブになったセッションに、ご自身の登録ルータが追加されている。 [手順を見る]
  • ご自身のセッションがアクティブである。

接続のテスト

  1. ストレートのイーサネットケーブルを使用し、クライアン端末をルータの利用可能なポートに接続する。これはルータのモデルによって異なる;しかし、Cisco dCloudをご利用になるにあたり推奨されるすべてのルータには、利用可能ポートがある。

図 1. 819W クライアント端末

Screenshot showing how to connect the ethernet cables to the back of an 819W router

  1. 接続したクライアント端末のイーサネットポートで、IPアドレスをDHCPにて受け取れるよう設定する。
  2. クライアント端末が、IPアドレスを受け取っている事を確認する。
  3. クライアント端末からブラウザで、dcloud.cisco.comに接続し、Cisco dCloud UIへ、ご自身のCisco.com認証情報を使用してログインする。
  4. 通信接続テストを使用し、VPN接続(TCP 443)に必要なポートがご自身の接続元にて、ブロックされていない事を確認する。[手順を見る]
  5. クライアント端末から、pingをAD1の198.18.133.1に実施する。このPingは成功するはずである。
  6. クライアント端末から、Telnetにて、10.0.1.1のルータへ接続する。こちらは、ログインプロンプトが応答しないはずである。
  7. 以下のコマンドを使用して、VPNトンネルのステータスを確認する。• show crypto isakmp sa – QM_IDLE.のステータスが表示されるべきである• show crypto ipsec client ezvpn – IPSEC ACTIVEのステータスが表示されるべきである

図 2. VPN確認コマンド

Screenshot of the VPN verification commands and their output

  1. もし、VPNトンネルがアップになっていなければ、pingをAD1向けて、VLAN 10を発信元として実施します。

図 3. VLAN 10からAD1へのPing

Screenshot showing the output from pinging AD1 from VLAN 10