Esna iLink for Cisco のインストールと設定
重要:このアクティビティを実施するには、アクティブなデモンストレーションがあり、Cisco AnyConnect を使用して Cisco dCloud UI に接続している必要があります。 詳細については、Cisco AnyConnect のヘルプ ページを参照してください。
Cisco Unified Communications Manager 証明書のエクスポート
ローカル ラップトップの Google Chrome Web ブラウザで Esna iLink を使用するには、次の証明書がインストールされている必要があります。
- アクティブな Cisco dCloud デモンストレーションに接続している状態で、Google Chrome Web ブラウザを使用して https://CUCM1.dcloud.cisco.com に移動します。
- [Cisco Unified Communications Manager] リンクをクリックします。
- エラーメッセージのポップアップが表示されたら、[このまま続行(Proceed Anyway)] をクリックします。
- ブラウザのアドレス バーのロック アイコンをクリックし、次に [証明書情報(Certificate Information)] をクリックします。
- [詳細(Details)] タブをクリックし、次に [ファイルへコピー(Copy to File)] をクリックします。
- [次へ(Next)] をクリックします。
- 証明書を保存する場所を参照し、ファイル タイプ オプションで [DER encoded binary X.509 (.CER)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックして、CUCM1.crt という名前を指定します。 このファイルはデスクトップに保存することをお勧めします。
- [次へ(Next)] をクリックし、続けて [完了(Finish)] をクリックします。 証明書がデスクトップにエクスポートされました。
- [OK] をクリックしてすべてのウィンドウを閉じます。
Cisco Unified Presence 証明書のエクスポート
- アクティブな Cisco dCloud デモンストレーションに接続している状態で、Google Chrome Web ブラウザを使用して http://CUP1.dcloud.cisco.com に移動します。
- [Cisco Unified Communications Manager IM and Presence] リンクをクリックします。
- 新しいブラウザで https://cup1.dcloud.cisco.com:7335/httpbinding を開きます。
- 次の画面で [このまま続行(Proceed Anyway)] をクリックし、次にロック アイコンをクリックします。
- [証明書情報(Certificate Information)] をクリックします。
図 3 Google Chrome 証明書情報
- [詳細(Details)] タブをクリックし、次に [ファイルへコピー(Copy to File)] をクリックします。
- [次へ(Next)] をクリックします。
- 証明書を保存する場所を参照し、ファイル タイプ オプションで [DER encoded binary X.509 (.CER)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックして、CUP1.crt という名前を指定します。 このファイルはデスクトップに保存することをお勧めします。
- [次へ(Next)] をクリックし、続けて [完了(Finish)] をクリックします。 証明書がデスクトップにエクスポートされました。
- [OK] をクリックしてすべてのウィンドウを閉じます。
- Windows Explorer を開いて、[整理(Organize)] > [フォルダーと検索のオプション(Folder and search options)] をクリックします。
- [表示(View)] タブをクリックし、[登録されている拡張子は表示しない(Hide extensions for known file types)] の横にあるチェックボックスをオフにします。
- 2 つの証明書ファイルを保存した場所に移動し、CUCM1.crt.cer と CUP1.cer の拡張子を CUCM1.crt と CUP1.crt へ変更します。
証明書のインストール
- CUCM1.crt の証明書をダブルクリックして [証明書のインストール(Install Certificate)] を選択します。
- [証明書のインポート(Certificate Import)] ウィザードが開きます。 [次へ(Next)] をクリックします。
- [証明書ストア(Certificate Store)] で [証明書をすべて次のストアに配置する(Place all Certificates in the following store)] を選択し、[参照…(Browse…)] をクリックして [信頼されたルート証明機関(Trusted Root Certification Authorities)] を選択し、[OK] をクリックします。
図 5 証明書インポート ウィザード
- [次へ(Next)] をクリックし、続いて [完了(Finish)] をクリックします。 証明書がインポートされたので、[OK] をクリックします。 [セキュリティ警告(Security Warning)] ウィンドウで [はい(Yes)] をクリックします。
- CUP1.crt で 手順 1 ~ 4 を繰り返します。
- Google Chrome を使用して https://cup1.dcloud.cisco.com:7335/httpbinding を参照し、以前のような証明書エラーがないことを確認します。
- Google Chrome を使用して http://CUCM1.dcloud.cisco.com を参照し、以前のような証明書エラーがないことを確認します。
- これらのサイトで証明書エラーを示す赤いロック アイコンが表示される場合は、Web ブラウザを閉じて証明書のエクスポート手順とインストール手順をやり直してください。 正常に完了するには 2 回行わなければならない場合もあります。
Google Chrome ブラウザを使ったローカル ラップトップへの Esna iLink for Cisco のインストールと設定
このセットアップ プロセスは、Cisco dCloud 環境のデモンストレーション用 Workstation ではすでに完了しています。 これらの手順は、ルータまたは Cisco AnyConnect でデモンストレーションに接続された、個人用ローカル ラップトップで Esna iLink をインストールして実行するためのものです。
- ラップトップで Google Chrome Web ブラウザを開き、https://chrome.google.com/webstore の Chrome ウェブストアを開きます。
- [ストアを検索(Search the store)] フィールドに iLink for Cisco と入力して Enter を押します。
- [拡張機能(Extensions)] セクションで、[Esna iLink for Cisco] の横にある [追加(Add)] アイコンをクリックしてインストーラを起動します。 [
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図 7 Esna iLink for Cisco
- [追加(Add)] をクリックして拡張機能を Google Chrome ブラウザにインストールします。 拡張機能が自動的に起動しない場合は、iLink のアイコンをクリックします。 [
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図 8 Esna iLink 拡張機能の確認
- ログイン ウィンドウで、ドロップダウン リストからログインに使用する認証を選択します。
- Cisco dCloud デモンストレーションでは、Google クレデンシャルを使用します。 パスワード C1sco12345 を使用して aperez@dclouddemo.com でログインします。 これらのクレデンシャルは Cisco dCloud デモの実行時以外は使用しないでください。
- プロンプトが表示されたら、[許可(Accept)] をクリックして拡張機能に必要な許可を与えます。
図 9 Esna iLink for Cisco の許可
- プレゼンス データと音声サーバ アクセスに使用するサーバの FQDN の詳細を入力します。a. [サーバ(Server)](Cisco Unified Presence):cup1.dcloud.cisco.com。b. [メディア サーバ(Media Server)](Cisco Unified Communications Manager):cucm1.dcloud.cisco.com。 [ユーザ(User)]:Cisco dCloud ユーザのユーザ名を入力します(例:aperez@dcloud.cisco.com)。 [パスワード(Password)]:Cisco dCloud パスワードを入力します(例:C1sco12345)。 [保存(Save)] をクリックして続行します。
図 10 サーバの詳細ウィンドウ
- Esna iLink ではコール発信のために Cisco Web Communicator プラグインが必要です。 インストールのプロンプトが表示されたら、更新を承諾して続行します。
- 拡張機能がインストールされました。 プログラムが実行中ではない場合はアイコンがグレー表示になり、ログイン後はカラーになります。
- iLink for Cisco アイコン [
] をクリックしてプログラムを起動します。
- デモンストレーション内でテスト コールを発信して iLink が正常に実行されていることを確認します。