Collaboration Edge モバイルおよびリモート アクセス エンドポイントの設定
このガイドでは、Cisco dCloud デモンストレーションで使用するモバイルおよびリモート アクセス(MRA)エンドポイントの設定手順について説明します。 MRA エンドポイントは、ホーム オフィスや他の場所からリモートで働く社員向けです。
デバイスは、インターネットでどこからでもアクセスできる Collaboration Edge アーキテクチャを介して企業ネットワークに接続します。 Collaboration Edge アーキテクチャは、企業ネットワークの DMZ に展開された 1 組のサーバで構成され、社内のネットワークをパブリック インターネットに接続します。 企業ネットワーク外部からの通信は、VPN やその他の接続ソフトウェアを使用せずに安全に Unified Communications Manager にルーティングされます。
証明書の処理
- MRA デバイスを設定する際の最初のステップは、VCS-Expressway サーバのパブリック IP アドレスと DNS A レコードを確認することです。 これらのデータは、デモンストレーションの [セッションの詳細(Session Details)] にあります。これらの値をメモして、デモンストレーションの続きで使用できるようにしておいてください。
図 1. セッション詳細
DNS A レコードの形式は、“vcse.(collabedge- or cb)XXX.dc-YY.com” です。XXX と YY の値は、デモンストレーションにおいて以降も必要になります。
- 外部のラップトップを使用して Web ブラウザを開き、上記でメモしたパブリック IP アドレスを使用して、割り当てられた VCS Expressway のホームページに移動します。 [例外の追加(Add Exception)] をクリックします。 この VCS-E サーバのセキュリティ証明書をインストールすることにより安全性を確保し、コンピュータを内部ネットワークの内側で使用できるようにします。
図 2. 管理者のログイン
- ブラウザの URL ボックス に示されているセキュリティ アイコン(小さな錠)をクリックして、[証明書の表示(View certificates)] を選択します。 Internet Explorer を使用している場合は、[証明書のエラー(Certificate error)] をクリックして続行します。
図 3. Web サイトの識別
- [証明書のパス(Certification Path)] をクリックします。
図 4. 証明書のパス
- [VeriSign] 証明書をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。表示されるポップアップ ウィンドウで、[詳細(Details)] の下にある [ファイルにコピー…(Copy to File…)] をクリックし、.cer ファイルとして保存します。 注:[ファイルにコピー(Copy to File)] オプションがグレー表示になっている場合は、Web ブラウザの信頼できるアドレスのリストにこの Web サイトが追加されていることを確認します。 それでも問題が解決しない場合は、Cisco Business Video Experience v2 デモンストレーションの Workstation 2 のデスクトップから、この Web サイトの .cer ファイルをコピーできます。 これらのファイルをコピーしたら、次に進みます。
図 5. 証明書のパスと VeriSign 証明書の詳細
- ウィザードに従って、証明書をワークステーションにコピーします。 Symantec Class 3 について、同様の操作を行います。 ファイルの保存先として、マシンのデスクトップなど、ファイルを再度見つけやすい場所を選択することをお勧めします。
図 6. 証明書のパスと Symantec Class 3 証明書の詳細
これで、ワークステーション上に両方の証明書がそろいました。
図 7. ワークステーション上の証明書
- [全般(General)] タブをクリックし、[証明書のインストール(Install Certificate)] を選択します。 インストール完了のメッセージが表示されるまで、ウィザードに従います。 前の手順でダウンロードした両方の証明書をインストールします。
図 8. 証明書インポート ウィザード
Cisco Jabber for Windows MRA デバイスの設定方法
MRA 通信デバイスとして使用するデバイスには、いくつかの候補があります。 最初の候補は、Cisco Jabber for Windows です。 ラップトップを使用してこのデバイスをセットアップし、Cisco Collaboration Edge ソリューション経由で接続するように設定します。
Mac を使用する場合は、同じ手順に従って Cisco Jabber for Mac をインストールします。 スクリーン ショットは若干異なりますが、手順は同じです。
Cisco Jabber for Windows ソフトウェアの設定
- Cisco.com から Cisco Jabber for Windows をダウンロードします。 テスト済みのリリースはバージョン 10.5.2 です。
- 証明書の受け入れ手順を実行したのと同じ Windows ワークステーションに Jabber for Windows をインストールします。
- ワークステーションを dCloud ルータ キットに接続します。 WiFi を使用する場合は、正しい SSID(dCloud ルータ キットの SSID)に接続されていることを確認します。
図 9. SSID
クライアントがすでに設定されている場合は、[ファイル(File)] > [Jabberのリセット(Reset Jabber)] を使用してリセットします。
図 10. Jabber のリセット オプション
- 次に、[詳細設定(Advanced settings)] をクリックし、アカウントとして [Cisco IM & Presence] を選択して、[サーバアドレス(Server address)] にデモンストレーションの Cisco IM & Presence アドレス(198.18.133.4)を入力します。 変更を保存します。
図 11. 詳細設定
- デモ ユーザのユーザ名にサフィックス @(collabedge- or cb)XXX.dc-YY.com を付けて入力し、[続行(Continue)] をクリックします。
図 12. Cisco Jabber デモ ユーザのユーザ名
- 次のページで、ユーザのパスワードを入力します。 [Cisco Jabberの起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts)] オプションはオンにしないでください。 [サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。
図 13. Cisco Jabber へのサインイン
Cisco Jabber for Windows クライアントが接続済みの状態になります。
図 14. Cisco Jabber for Windows クライアント
- この段階ではコールを実行しないでください。エンドポイントはまだ MRA デバイスとして登録されていないため、ビデオは双方向で機能しません。 代わりに、[ファイル(File)] > [サインアウト(Sign out)] を選択してサインアウトします。
図 15. サインアウト
- 次に、利用可能なパブリック接続を使用してワークステーションをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員は、シスコのイントラネット SSID に接続せずに、以下に示すゲスト ネットワークを使用してください。
図 16. SSID
- シスコでインターネット SSID に接続する場合は、以下の手順を実行する必要があります。
- Web ブラウザを起動し、https://internet.cisco.com にアクセスします。 自分のシスコ ID とパスワードを使用して [サインオン(Sign On)] します。
- [アカウントの作成(Create Account)] アイコンをクリックします。
- ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。 [ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。
- Cisco Jabber クライアントを開き、デモ ユーザ名が入力済みの状態になっていることを確認します。 以降、ドメイン情報は不要になります。
図 17. Cisco Jabber へのサインイン
- ユーザのパスワードを入力します。[Cisco Jabberの起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts)] オプションはオフのままにします。 [サインイン(Sign In)] をクリックします。 エラーが表示された場合は、もう一度 [サインイン(Sign In)] を押します。 Cisco Jabber for Windows クライアントは、MRA 経由で接続済みの状態になります。 他の任意のエンドポイントからアクセス可能で、任意の LAN、MRA、B2B エンドポイントとビデオ コールを行うことができます。
図 18. Cisco Jabber for Windows クライアント
エンドポイントが MRA 経由で登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] をクリックします。
- 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。
図 19. Cisco Unified CM の管理、現在ログイン中のデバイスのレポート
もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント(Multiple Components)] のラベルがリストされます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。
図 20. Cisco TelePresence Video Communication Server Control
図 21. Cisco TelePresence Video Communication Server Control コール ステータス
- 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。
図 22. コール ステータスの詳細
Cisco Jabber for iPad/iPhone MRA デバイスの設定方法
- App Store から Jabber for iPhone/iPad をダウンロードします。 テスト済みのリリースはバージョン 10.5.1 です。
- スマートフォン/タブレットにインストールします。
- デバイスを dCloud ルータ キット SSID に接続します。 ルータ キットの Wi-Fiネットワークのパスワードは、デモンストレーション ダッシュボードの [セッションの詳細(Session details)] で確認できます。
図 23. SSID
- クライアントがすでに設定されている場合は、[Jabberのリセット(Reset Jabber)] オプションを使用してリセットします。
図 24. Jabber のリセット
- 次に、[詳細設定(Advanced settings)] をクリックし、アカウントとして [Cisco IM & Presence] を選択して、[サーバアドレス(Server address)] にデモンストレーションの Cisco IM & Presence アドレス(198.18.133.4)を入力します。 変更を保存します。
図 25. 詳細設定
- デモ ユーザのユーザ名にサフィックス @(collabedge- or cb)XXX.dc-YY.com を付けて入力し、[続行(Continue)] をクリックします。
図 26. Cisco Jabber デモ ユーザのユーザ名
- 次のページで、ユーザのパスワードを入力し、[自動サインイン(Automatic sign-in)] オプションをオフにして、[サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。
図 27. サインイン
- Jabber for iPhone/iPad クライアントが接続済みの状態になります。 [証明書が無効です(Certificate not valid)] というエラーが表示された場合は、[続行(Continue)] をクリックします。 [サーバが見つかりません(Cannot locate server)] というエラーが表示された場合は、もう一度 [サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。
図 28. 接続
- この段階ではコールを実行しないでください。エンドポイントはまだ MRA デバイスとして登録されていないため、ビデオは双方向で機能しません。 代わりに、[サインアウト(Sign out)] を選択してサインアウトします。
図 29. サインアウト
- 利用可能なパブリック接続を使用してデバイスをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員は、シスコのイントラネット SSID に接続せずに、以下に示すゲスト ネットワークを使用してください。
図 30. SSID
- シスコでインターネット SSID に接続する場合は、以下の手順を実行する必要があります。
- Web ブラウザを起動し、https://internet.cisco.com にアクセスします。 自分のシスコ ID とパスワードを使用して [サインオン(Sign On)] します。
- [アカウントの作成(Create Account)] アイコンをクリックします。
- ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。 [ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。
- Jabber クライアントに戻ると、デモ ユーザのユーザ名が入力済みの状態になっています。 以降、ドメイン情報は不要になります。
図 31. Cisco Jabber
- ユーザのパスワードを入力し、[Cisco Jabberの起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts)] オプションをオフにします。 [サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。 以下のエラーが表示された場合は、もう一度 [サインイン(Sign in)] を押します。
図 32. Cisco Jabber サインイン エラー
Cisco Jabber for iPad/iPhone クライアントが接続済みの状態になります。 他の任意のエンドポイントからアクセス可能で、任意の LAN、MRA、B2B エンドポイントとビデオ コールを行うことができます。
図 33. Cisco Jabber Client for iPad/iPhone
エンドポイントが MRA として登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] をクリックします。
- 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。
図 34. Cisco TelePresence Video Communication Server Control
もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント(Multiple Components)] のラベルがリストされます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。
図 35. Cisco TelePresence Video Communication Server Control
図 36. Cisco TelePresence Video Communication Server Control
- 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。
図 37. コール ステータス
Cisco TelePresence EX MRA デバイスを設定する方法
- Cisco dCloud デモンストレーションに接続されていない、自宅、ホテル、お客様の LAN など、インターネット アクセス ポイントにユニットを接続します。
- 同じネットワークに接続されているラップトップから、TelePresence デバイスの Web インターフェイスを参照します。 TelePresence デバイスの Web インターフェイス アドレスは、デバイスの IP アドレスと同じです。 デバイス管理者のユーザ名とパスワードを使用してサインインします。 デフォルトのログイン ユーザ名は admin、パスワードは空白です。
図 38. VCSC コール ステータス
- このユニットを他の目的で使用していた場合は、オプションとアクティベーション キーだけを維持してリセットする必要があります。 デバイスをリセットすると、以前の設定による設定ミスを回避できます。
次のセクションでは、TelePresence デバイスに Collaboration Edge 証明書をインストールします。 Collaboration Edge のデモンストレーションをいくつ実行するかにかかわらず、これらの証明書をデバイスにインストールする必要があるのは 1 回だけです。 デバイスに証明書をインストール済みの場合は、デバイスの設定セクションに進むことができます。
このデモンストレーションにデバイスを MRA として登録するには、デバイスで使用している TC ソフトウェアがバージョン 7.0.2 でなければなりません。 デバイスのソフトウェア バージョンがこれと異なり、さらに、このバージョンにアクセスできない場合は、Workstation 2 デスクトップ上に TC7.0.2 のコピーがあります。 ファイル名は s52000tc7_0_2.pkg です。 このファイルにエンドポイント LAN から直接アクセスすることも、あるいは PC にファイルをダウンロードしてからローカルで使用することもできます。 ダウンロードする場合は、Workstation 2 上の FTP サーバを使用できます。 アクセスするには、[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [3CDaemon] > [3CDaemon] を選択します。 TC7.0.2 へのアップグレード/ダウングレードを実行してから、次のステップに進みます。
- リセット後は、[設定(Configuration)] > [セキュリティ(Security)] をクリックすることで、セキュリティ設定にアクセスできます。
図 39. [設定(Configuration)] > [セキュリティ(Security)]
- このメニューが表示されたら、[CA(CAs)] タブをクリックします。 利用可能な認証局がリストに存在しない可能性があります。その場合は、Cisco dCloud デモンストレーションから証明書を追加する必要があります。
図 40. [CA(CAs)] タブ
- [参照…(Browse…)] ボタンをクリックします。ポップアップ表示されるウィンドウで、このガイドで最初にダウンロードした証明書のいずれかを選択します。
図 41. ファイルのアップロード
- [開く(Open)] をクリックします。 [デバイスCA(device CAs)] タブが開きます。 [認証局の追加(Add Certificate Authority)] をクリックします。
図 42. 認証局の追加
- 上記の手順を繰り返して、2 つ目の証明書を追加します。 両方の証明書が TelePresence ユニットにインストールされたら、ユニットを再起動してください。
図 43. 証明書
これで、GUI またはタッチパネルを使用してデバイスを設定する手順に進むことができます。 C シリーズのエンドポイントを使用している場合は、リモート コントローラを使用することもできます。
- まず、ダミー MAC アドレスをエンドポイント MAC アドレスで置き換える標準プロセスに従って、ユニットを Cisco Unified Communications Manager に追加します。 この手順の詳細については、「Cisco Unified Communications Manager を使用した電話のプロビジョニング」を参照してください [手順を見る] [英語]。
図 44. 電話の設定
- ユニットのタッチパネルで、メイン メニューの [設定(Settings)] オプションを押します。
図 45. 未登録
- [管理者(Administrator)] メニュー オプションを押します。
図 46. 設定
- 管理者クレデンシャルを使用してログインします。 デフォルトのログイン ユーザ名は admin、パスワードは空白です。
図 47. 設定
- [プロビジョニング(Provisioning)] タブを選択し、[開始(Start)] を押します。
図 48. プロビジョニング
- [Cisco UCM via Expressway] オプションを選択し、[次へ(Next)] を押します。
図 49. TelePresence ユニットの設定
- 設定フィールドに必要な情報を入力します。[外部マネージャ(External Manager)] に、割り当てられている VCS-Expressway DNS A レコードを入力したことを確認して、[登録(Register)] を押します。
図 50. TelePresence ユニットの設定
- ユニットが VCS-Expressway への登録を試行します。
図 51. システム確認の進行中
- 次のエラーが表示される場合があります。
図 52. エラー
- これらのエラーが表示されたら、登録成功のメッセージが表示されるまで、要求された情報を再入力してから再度 [登録(Register)] を押してください。 登録試行は、数分の間隔をあけて行うようにしてください。
図 53. 登録された Cisco EX90
- [OK] を押します。
エンドポイントが MRA として登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco Unified Communications Manager サーバ(http://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] をクリックします。
- 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。
図 54. 電話の検索およびリスト
もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント(Multiple Components)] のラベルがリストされます。
- これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
- Cisco TelePresence VCS-C サーバ(http://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。
図 55. コール
図 56. コール ステータス
- 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。
図 57. コール ステータス