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16-AUG-2016

Access Point Connectivity and Configuration (Japanese)

アクセスポイントの接続性と設定

Cisco dCloudコンテンツは、ワイヤレスクライアント、機器のサポートを含みます。ワイヤレス接続性は、Cisco Access Points (APs)で供給されています。APへのクライアント接続性は、APの設定によって決定されます。このドキュメントは、Cisco dCloudでどのようにAP運用するか、どのようにクライアントをワイヤレスネットワークに接続するかを説明します。

Access Point運用モード

Cisco Access Point (AP)は、lightweightモードもしくは、autonomousモードで設定し、運用します。

LAP (Lightweight AP Protocol [LWAPP]) – Cisco LAPは、Cisco Unified Wireless Networkアーキテクチャの一部です。 LAPは、APがWireless LAN Controller (WLC)に接続されるデザインとなっています。WLCが、APの設定、ファームウェアを管理します; そのため、APは、WLCから自立して動作できません。このモードは、コントローラーベースと呼ばれています。 Enterprise Networking及び、Securityコンテンツは、lightweightモードを要求します。

Autonomous AP – Cisco IOSソフトウェアベースのAPであり、WLCから自立して機能します。このモードは、スタンドアローンと呼ばれています。Collaboration及び、Customer Collaborationコンテンツは、autonomous modeを要求します。

Access Pointの接続性

Cisco APは、ほとんどのCisco dCloudセッションに含むことが出来ます。Cisco dCloudは、3タイプのAPの接続性をサポートします:

組み込み – ルーターのシャーシに統合されたAP。819Wなどが、この接続タイプの共通例となります。

エンドポイントルータ配下のAP – APが個別の物理ユニットして、Cisco dCloud用の設定がされたルータのイーサネットポートに接続されている形式。

APのみ – APが単体の物理ユニットしてネットワークに接続されている。

Enterprise NetworkingやSecurityコンテンツ用のAP設定

Cisco dCloudセッションにAPを含める際、APは必ずセッションネットワーク内で動作するように設定されている必要があります。Enterprise NetworkingやSecurityコンテンツでは、WLCを含むAPがlightweightモードで動作しているものをサポートします。

• Lightweight APは、マニュアル設定を要求しません。そのAPは、LWAPP機能を持つWLCで設定され、アクティブなセッションに接続されます。

• APがルータに組み込まれている場合、例えば、819Wなどは、APをlightweightモードにセットするコマンドして:

service-module wlan-ap 0 bootimage unified

このコマンドは、dCloud登録済みルータの設定ファイルに含まれます。

• APは、WLCから設定を受け取り、SSIDを選択されたセッションにブロードキャストします。 コンテンツガイドにあるユーザ名とパスワードを参照します。

CollaborationやCustomer Collaborationコンテンツ用のAP設定

他のすべてのコンテンツもAPをサポートしており、CollaborationやCustomer Collaborationコンテンツが含まれており、WLCは含まれず、APは自立型で運用できる設定が要求されます。

• APがルーターに組み込まれている場合、APをAutonomousモードにセットするコマンドは:

service-module wlan-ap 0 bootimage autonomous

APの設定は、設定ファイルに記述されている設定が、適用されます。

• もし、APが物理的に分かれたユニットの場合、dCloudの設定が提供され、設定ファイルに記述されている設定方法のひとつで、適用します。

AP運用モードの変更

いくつかのAPは、lightweightとautonomousモードの両方の運用モードをサポートしています。これは、お使いのAPをコンテンツによって、要求されるlightweightもしくは、autonomousモード使用できます。この作業は、使い勝手がよいわけではなく、専門知識を要求され、このドキュメントの対象範囲外となっていることに注意して下さい。さらなる情報として、以下のCiscoリソースを参照して下さい:

Lightweight Access Point FAQ

Upgrade Autonomous Cisco Aironet Access Points to Lightweight Mode

Converting Autonomous Access Points to Lightweight Mode

Autonomousモード

APをautonomousモードで設定し運用する際、設定が適用され、APは以下にあるようにSSIDをブロードキャストします。割り当てられたルータIDが、ルータを登録した際にSSIDも含まれ、以下の命名規則に使用されます:

• cisco-dcloud-data-kit-[Router ID]

o data SSIDをラップトップ、タブレット、スマートフォンに使用することを推奨します。

• cisco-dcloud-voice-kit-[Router ID]

o voice SSIDを、ワイヤレスIP電話に使用することを推奨します。

SSIDに接続するパスフレーズは: adgjmptw.

Router Wireless Configuration配下にある、アクティブなセッションのセッション詳細にあるルータSSIDやパスフレーズを確認できます。

図 1. Session Details例 – Router Wireless Configuration設定
Example of Session Details - Router Wireless Configuration Settings

Lightweightモード

APをlightweightモードで設定し運用する際、アクティブなセッション中に、設定をWLCから受け取ります。セッションで、lightweightモードのAPを運用する際は、コンテンツガイドからSSID、ユーザ名、パスワードを参照します。