携帯端末での画面共有
Cisco dCloudのコンテンツをiPadや、Androidタブレット等の携帯端末を使用して、提示する際に、コンピューターのモニターへ携帯端末から画面を共有すれば、便利です。
このページでは、画面共有を有効にする手順を示します:
これらのソリューションは、プレゼンテーションやトレーニングをする前に、準備、テストして下さい。
アップルiOS機器
iOS機器とコンピューターで画面を共有する方法や、ツールはいくつかあります。記述しているツールは、事前にテストされています。
アップルVGAアダプター(Windowsもしくは、Mac)
アップルVGAアダプターは、iPadあるいは、iPhone 4Sの画面からVGAが装備されたTV画面、ディスプレイ、プロジェクター、あるいは、互換性がある1080p HDまでのディスプレイへ映し出すのに使用します。ビデオミラーリングは、iPad 2もしくは、後継機やiPhone 4Sでサポートされいます。
アップルVGAアダプターは、お使いのiPad、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch (4世代)、iPad Dockあるいは、dockコネクター経由のユニバーサルDockと、プロジェクターあるいは、ディスプレイにVGAアダプターを使用して接続します。
WindowsのiTools
iToolsは、フリーアプリケーションであり、iOS機器の全体の管理をサポートします。このアプリケーションのひとつの特徴として、iOS機器からのコンピューターへのlive desktop共有があります。
- ダウンロードとiTunesのインストール。コンピューターにインストールされていない場合、USB機器のドライバーを必要とします。
- Windows向けiToolsのダウンロード。iToolsダウンロードは、インストールファイルではありません。ダウンロードは実行ファイルを含み、保存したフォルダから直接接続されます。
- iOS標準USBケーブルを使用し、iOS機器をコンピューターに接続します。
- 保存したフォルダーからiToolsを起動。
- iToolsのインターフェースから、Desktopオプションを選択します。
図 1. Desktopビューアー
- Desktopビューから、Live Desktopタブを選択します。
図 2. Live Desktopタブ
iOS機器の画面が、コンピューター上に表示されます; しかし、機器をコントロールできません。すべてのアクションは、iOS機器自身が実行します。
MacのiTools
iToolsはフリーのアプリケーションであり、すべてのiOS機器をサポートしています。その特徴のひとつが、iOS機器からコンピューターへのlive desktop共有です。
- MacのためのiToolsダウンロード。
- ダウンロードしたディスクイメージファイル(.dmg)の配置する。ファイルをダブルクリックし、スクリーンのプロンプトに従い、iToolsをApplicationsフォルダーへ保存します。
- ご自身のiOS機器を、標準iOSUSB cableを使用し、コンピューターへ接続します。
- iToolsを起動。
- iToolsインターフェースから、お使いの機器のためにDesktopオプションを選択します。
図 3. Desktopオプション
- Desktopビューから、Record Screenタブを選択します。
図 4. Record Screenタブ
iOS機器の画面が、コンピューター上に表示されます; しかし、機器をコントロールできません。すべてのアクションは、iOS機器自身が実行します。
アンドロイド機器
このセクションの概要は、アンドロイド端末のスクリーンキャストツールのインストールと運用を示します。これらのツールは、ご自身のアンドロイド端末の画面をWindowsまたは、Macで表示します。以下で、アンドロイド端末でのベースラインの手順を用意します、しかし、ハードウエアやソフトウェアの違いによって、実際の手順はお使いの端末によって若干異なる場合があります。
My Phone Explorer – Windows
- まずdeveloper modeをお使いのアンドロイド端末で有効にします。Developer modeをお使いの特定の端末で有効にする方法を検索します。 言い換えると、Googleで”developer mode 有効にする お使いの端末名”で検索し、指示に従います。
- お使いのアンドロイド端末で、Google Playストアに行きます。
- My Phone Explorerを検索します。アプリをInstallします。
- Windowsコンピューターで、電話管理ソフトウェアのMyPhoneExplorerをダウンロードし、インストールします。
- USBデバッグギングを、アンドロイド端末で有効にします。この設定のロケーションは、お使いの端末によって、異なります。この設定の共通パスは:
a. Settings > System > Developer Options > USB debugging (チェックする)
b. Settings > Applications > Development > USB debugging (チェックする)
もし、上記の場所から、USBデバッギングのオプションが確認できなければ、Googleで”USB debugging お使いの端末名”で検索します。
- Android端末にて、My Phone Explorerアプリを起動します。アプリがロードを開始し、接続待ちを指示します。
- Windowsコンピューターにて、My Phone Explorerアプリケーションを起動します。
- File > Connectに移動します。
- お使いのphone typeとconnectionオプションを選択します。(USB connectionを推奨。)
- お使いの機器が接続されたら、Extras > Control Phone / Load Screenshotへ移動します。
- 表示が確認でき、お使いの機器をコントロールできます。
WindowsのScreencast
- Developer modeを有効にし、以下の手順をアンドロイド端末で完了します。Developer modeをお使いの特定の端末で有効にする方法を検索します。(Googleで”developer mode 有効にする お使いの端末名”で検索し、指示に従います。)
- USBデバッグギングを、アンドロイド端末で有効にします。この設定のロケーションは、お使いの端末によって、異なります。この設定の共通パスは:
a. Settings > System > Developer Options > USB debugging (チェックする)
b. Settings > Applications > Development > USB debugging (チェックする)
もし、上記の場所から、USBデバッギングのオプションが確認できなければ、Googleで”USB debugging お使いの端末名”で検索します。
- まだインストールされていない場合、Javaのインストールをコンピューターに実施します。
- Android SDKのダウンロードをコンピューターに実施します。ZIPファイル(ファイル名 adt-bundle-<os_platform>.zip)を解凍し、適切な場所に保存します。
Android SDKは、ファイル容量が大きいため、ダウンロードスピードによっては、ダウンロードに時間がかかるかも知れません。
- お使いのアンドロイド端末をUSBケーブルで、コンピューターに接続します。
- お使いの端末がコンピューターにUSBデバッギングを有効にした状態で接続されると、ドライバーのインストールが失敗する事があります。製造元のウェブサイトから正しいドライバーをダウンロードし、インストールを確認します。アンドロイドUSBドライバーのインストールが正常に行われることが、次の手順を実施する前に必要となります!
- Android SDKフォルダーをコンピューターに配置します。platform-toolsディレクトリーで、adb.exeアプリを配置します。
図 5.adb.exeアプリケーションの配置
- コンピューターでコマンドプロンプトを開きます。Startから、検索フィールドで、cmdとタイプし、Enterキーを押下します。
図 6.コマンドプロンプトを開く
- ドラッグアンドドロップでadb.exeアプリケーションをコマンドウィンドに配置します。コマンドswitchで、devicesを追加し、Enterキーを押下します。お使いの機器がリストに表示されます。
図 7. ADB機器の調査結果
お使いの機器がリストになければ、USBドライバーが正常にインストールされてるか、機器がコンピューターに接続されているか確認します。
- Android Screencastダウンロードし、Android SDKディレクトリーに保存します。
- ダウンロードしたファイルを、保存したディレクトリーから開きます。androidscreencast.jnlpファイルをダブルクリックします。はじめて、ファイルをロードする場合、少し時間がかかるかもしれません。ポップアップで表示される警告を許可します。
アンドロイド端末の画面が、コンピューター上に表示されます; しかし、機器をコントロールができません。すべてのアクションは、アンドロイド機器自身が実行します。
MacのScreencast
- Developer modeを有効にし、以下の手順をアンドロイド端末で完了します。Developer modeをお使いの特定の端末で有効にする方法を検索します。(Googleで”developer mode 有効にする お使いの端末名”で検索し、指示に従います。)
- USBデバッグギングを、アンドロイド端末で有効にします。この設定のロケーションは、お使いの端末によって、異なります。この設定の共通パスは:
a. Settings > System > Developer Options > USB debugging (チェックする)
b. Settings > Applications > Development > USB debugging (チェックする)
もし、上記の場所から、USBデバッギングのオプションが確認できなければ、Googleで”USB debugging お使いの端末名”で検索します。
- お使いのMacが、Java Runtime Environment 5もしくは、以降のバージョンが動作している事を確認する。
- コンピューターにAndroid SDKをダウンロードする。ZIPファイル(ファイル名adt-bundle-<os_platform>.zip)を解凍し、適切な場所へ保存する。
Android SDKは、ファイル容量が大きいため、ダウンロードスピードによっては、ダウンロードに時間がかかるかも知れません。
- お使いのアンドロイド端末をUSBケーブルで、コンピューターに接続します。
- terminalウィンドウを開きます。(通常は以下に配置されています。Applications > Utilities > Terminal.)
- Finderを開き、sdk > platform-toolsに移動します。
- ドラッグアンドドロップで、adbアプリケーションをterminalウィンドウに配置します。コマンドスイッチでdevicesを追加し、Enterキーを押下します。 お使いの機器がリストに表示されます。
図 8.ADB機器の調査結果
お使いの機器がリストになければ、USBドライバーが正常にインストールされてるか、機器がコンピューターに接続されているか確認します。
- Android Screencastをダウンロードし、Android SDKディレクトリーに保存します。
- ダウンロードしたファイルを、保存したディレクトリーから開きます。androidscreencast.jnlpファイルをダブルクリックします。はじめて、ファイルをロードする場合、少し時間がかかるかもしれません。ポップアップで表示される警告を許可します。
アンドロイド端末の画面が、コンピューター上に表示されます; しかし、機器をコントロールができません。すべてのアクションは、アンドロイド機器自身が実行します。