Last updated:
06-JAN-2016

Mobile Device Screen Mirroring (Japanese)


携帯機器のスクリーンミラーリング

この手順は、ハードウェアコンポーネントを使用して、携帯端末のスクリーンミラーリングを有効にする方法を用意しています。一方で、ソフトウェアベースのオプションもあり、それらは、フリーまたは、ローコストですが、それらのオプションは信頼性に欠け、Cisco dCloudコンテンツを使用する際に、機器のオンボードや、その他の機器の振る舞いがネットワーク接続を一時的に中断するかも知れません。加えて、ソフトウェアベースのオプションは、お使いのラップトップを携帯端末と同じWLANに接続する事が必要となるかもしれません。それらは、ラップトップのバックエンドコンポーネットの、たとえば、WLCや、ISEを表示するのを妨げます。更に、携帯端末のアップデートが原因で、ソフトウェアベースのソリューションが動かなくなる事があります。

もし、ソフトウェアベースのソリューションを試したいのであれば、Cisco dCloud上のヘルプガイドにある アンドロイドとiOS機器のスクリーン共有ご覧下さい。

このドキュメントのハードウェアセットアップの概要は信頼性があり、Cisco dCloudコンテンツを定期的に使うユーザで、iPadスクリーンが必須な方に推奨します。ハードウェアソリューションの利点は:

  • ソフトウェアアップデートに影響されない
  • お使いのラップトップを使用して、携帯端末のスクリーンとセッションでのいくつかのバックエンドコンポーネントの両方を表示できる
  • WebEx越しのリモートセッションに最適

Apple iOS機器

ほとんどのdCloudコンテンツは、Apple iOS機器の使用をサポートしています。Apple iOS機器のスクリーンミラーリングをするために、下記のハードウェアコンポーネントが必要となります:

  • Apple iOS機器
  • USB 2.0 Portable Laptop Crash CartアダプターのStarTech KVM Console

o モデル: NOTECONS01

  • Apple機器へのVGA Adapter (Apple 30-pinもしくは、Lightning)
  • USB A to Mini Bケーブル
  • USB 2.0搭載のコンピューター

図 1. USB 2.0へのStarTech KVM

startech_kvm_to_usb

以下の手順は、iPadとiOS7で動作するLightningコネクターでテストされている。

  1. 全てのハードウェアコンポーネントを組み立てる。
  2. StartechドライバーとソフトウェアをStartechのウェブサイトからダウンロードし、インストールする。“NOTECONS01”を検索ボックスに入力する。
  3. Drivers and Downloadsのタブを選択する。
  4. お使いのOSの、最新ドライバーとUSB Crash Cartアダプターのユーティリティをダウンロードする。ひとつの.zipファイルに、ドライバーとWindows、Mac、Linux用のCrash Cartアプリケーションが含まれている。

Figure 2. Crash Cartアダプターのユーティリティ

crash_cart_adapter_utility

  1. ファイルを開き、お使いのOSをブラウズし、ソフトウェアをインストールします。インストールプロセス中は、指示に従います。
  2. インストール完了後、Startechをお使いのラップトップまたはPCにUSB A to mini Bケーブルを使用して、接続します。
  3. Startech VGAケーブルをApple VGAアダプターに接続します。
  4. iOS機器をApple VGAアダプターに接続します。

図 3. ハードウェア接続

hw_connections

  1. USB Crash Cartアダプターのソフトウェアを起動します。

図 4. Crash Cartアダプターのデスクトップショートカット

crash_cart_adapter_desktop_shortcut

  1. スクリーンミラーリングを開始するために、機器のスクリーンをタップします。機器のスクリーンがCrash Cartアプリケーション上に表れます。

図 5. USB Crash Cartアダプターのアプリケーション

usb_crash_cart_adapter_application
iOS機器のスクリーンがコンピューター上に表示されます; しかい、コンピューターからは機器をコントロールできません。すべてのアクションはiOS機器自身で実行されます。