Last updated:
03-DEC-2015

Connect Android Device to a Cisco dCloud Session (Japanese)


デモンストレーション環境への Android デバイスの接続

Cisco dCloud のデモンストレーションに Android デバイスを使用する場合は、その Android デバイスをデモンストレーション環境に接続する必要があります。Android デバイスをデモンストレーション環境に接続するには、次の 2つの方法があります。

  • エンドポイント ルータのワイヤレス ネットワークに接続する
  • 別の使用可能なワイヤレス ネットワークに接続してから、Cisco AnyConnect を設定する

使用するのは、これらの接続方法のいずれかのみです。ここでは、この両方について説明します。

エンドポイント ルータ上のワイヤレス ネットワークへの接続

Cisco AnyConnect を使用せずに Android デバイスをエンドポイント ルータに接続するには、以下の手順を実行します。

  1. Android デバイスで、[Settings(設定)] > [Wi-Fi] に移動します。
  2. ネットワークのリストで、エンドポイント ルータに関連付けられたデータ ネットワークを選択します。たとえば、[cisco-dcloud-data-kit-XX] を選択します(ここで、XX はルータの登録時に割り当てられた識別子を表します)。
  3. 画面の指示に従って、パスワードの adgjmptw を入力し、
    [Connect(接続)] をタップします。
  4. Android デバイスに IP アドレスが割り当てられ、ネットワーク上でアクティブになります。

Cisco AnyConnectを使用したデモンストレーションへの接続

エンドポイント ルータを使用しない、またはエンドポイント ルータのワイヤレス ネットワークに接続しない場合は、Android デバイス上で Cisco AnyConnect を設定するために、以下の手順を実行します。

これを実施するには、Cisco dCloud UI にログインして、デモンストレーションのステータスをアクティブにする必要があります。

  1. Android デバイスをローカル ワイヤレス接続に接続します。エンドポイント ルータの SSID には接続しないでください
  2. Android デバイスまたはラップトップ上のブラウザで、Cisco dCloud Web サイトの dcloud.cisco.com にアクセスし、Cisco.com クレデンシャルを使用してログインします。
  3. [My Dashboard] の [My Sessions] ページで、[View] リンクをクリックします。
  4. [Session Details] メニューをクリックします。

Cisco AnyConnect へのログインに必要な AnyConnect クレデンシャルが表示されます。

デモンストレーションごとに 16 のユニーク ユーザが割り当てられます。また、ホスト URL はデモンストレーションへのアクセスに使用されているデータセンターによって異なります。下の図のホスト URL は、南・北・中央アメリカ データセンター用です。

AnyConnect 経由でデモンストレーションに接続するデバイスごとにユーザ名を変える必要があります。

図 1.     AnyConnect クレデンシャル

AnyConnect クレデンシャル

  1. [AnyConnect] アプリケーションをタップします。
  2. 初めて AnyConnect を起動する場合は、確認ウィンドウが開きます。そこで、
    [OK] をタップします。
  3. [Add VPN Connection] をタップします。

図 2.     接続の選択

[Add New VPN Connection] ボタンのスクリーンショット

  1. 下の表の情報を使用して VPN 接続を設定します。
表 1.VPN 接続値
フィールド
説明 dCloud
サーバ アドレス アクティブなデモンストレーションの [Session Details] で [AnyConnect Credentials] の下に表示されたホスト URL を入力します(例:https://dcloud-rtp-anyconnect.cisco.com)。
  1. [Advanced] をタップしてから、下の表内の情報を使用して更新します。
表 2.高度な VPN 接続の設定
フィールド
証明書 Disabled([Automatic] に設定されている場合は、[Automatic] をタップして [Certificate] 画面で [Disabled] を選択します)。
Connect with IPsec チェックを外す

図 3.     Advanced Connection Editor

無効な証明書が強調表示された Advanced Connection Editor のスクリーンショット

  1. [Done] をタップします。
  2. [Done] をタップします。
  3. 作成したばかりの dCloud エントリをクリックします。
  4. ユーザ名とパスワードを入力する画面が表示されます。アクティブなデモンストレーションの [Session Details] の [AnyConnect Credentials] で指定したいずれかのユーザ名とパスワードを入力します。
  5. [OK] をタップしてから、[Accept] をタップします。デバイスが接続されます。

既存の接続エントリの編集

エントリが作成されたら、以降のセッション用に編集することができます。既存の接続エントリを編集するには、以下の手順を実行します。

  1. [AnyConnect] ホーム ウィンドウを開きます。
  2. 既存のエントリを押したままにします
  3. [Edit connection] を選択します。
  4. [Server Address] を変更します。
  5. [OK] をタップします。
  6. [Done] をタップします。