Last updated:
07-DEC-2015

Collaboration Edge Mobile and Remote Access Endpoint Setup – Business Video Experience 11.0 v1 (Japanese)

Collaboration Edge モバイルおよびリモート アクセス エンドポイントの設定 – Business Video Experience 11.0 v1

 

このガイドでは、Cisco dCloud デモンストレーションで使用するモバイルおよびリモート アクセス(MRA)エンドポイントの設定手順について説明します。 MRA エンドポイントは、ホーム オフィスや他の場所からリモートで働く社員向けです。

デバイスは、インターネットでどこからでもアクセスできる Collaboration Edge アーキテクチャを介して企業ネットワークに接続します。 Collaboration Edge アーキテクチャは、企業ネットワークの DMZ に展開された 1 組のサーバで構成され、社内のネットワークをパブリック インターネットに接続します。 企業ネットワーク外部からの通信は、VPN やその他の接続ソフトウェアを使用せずに安全に Unified Communications Manager にルーティングされます。

証明書の処理

  1. MRA デバイスを設定する際の最初のステップは、VCS-Expressway サーバのパブリック IP アドレスと DNS A レコードを確認することです。 これらのデータは、デモンストレーションの [セッションの詳細(Session Details)] にあります。これらの値をメモして、デモンストレーションの続きで使用できるようにしておいてください。

図 1. セッション詳細 mra-01

DNS A レコードの形式は、“vcse.collabedge-XXX.dc-YY.com” です。XXX と YY の値は、デモンストレーションにおいて以降も必要になります。

  1. 部のラップトップを使用して Web ブラウザを開き、上記でメモしたパブリック IP アドレスを使用して、割り当てられた VCS Expressway のホームページに移動します。 [例外の追加(Add Exception)] をクリックします。 この VCS-E サーバのセキュリティ証明書をインストールすることにより安全性を確保し、コンピュータを内部ネットワークの内側で使用できるようにします。

図 2. 管理者のログイン

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  1. ブラウザの URL ボックス に示されているセキュリティ アイコン(小さな錠)をクリックして、[証明書の表示(View certificates)] を選択します。 Internet Explorer を使用している場合は、[証明書のエラー(Certificate error)] をクリックして続行します。

図 3. Web サイトの識別

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  1. [証明書のパス(Certification Path)] をクリックします。

図 4. 証明書のパス

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  1. [VeriSign] 証明書をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。表示されるポップアップ ウィンドウで、[詳細(Details)] の下にある [ファイルにコピー…(Copy to File…)] をクリックし、.cer ファイルとして保存します。 注:[ファイルにコピー(Copy to File)] オプションがグレー表示になっている場合は、Web ブラウザの信頼できるアドレスのリストにこの Web サイトが追加されていることを確認します。 それでも問題が解決しない場合は、 Cisco Business Video Experience v2 デモンストレーションの Workstation 2 のデスクトップから、この Web サイトの .cer ファイルをコピーできます。 これらのファイルをコピーしたら、次に進みます。

図 5. 証明書のパスと VeriSign 証明書の詳細

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  1. ウィザードに従って、証明書をワークステーションにコピーします。 Symantec Class 3 について、同様の操作を行います。 ファイルの保存先として、マシンのデスクトップなど、ファイルを再度見つけやすい場所を選択することをお勧めします。

図 6. 証明書のパスと Symantec Class 3 証明書の詳細

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これで、ワークステーション上に両方の証明書がそろいました。

図 7. ワークステーション上の証明書

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  1. [全般(General)] タブをクリックし、[証明書のインストール(Install Certificate)] を選択します。 インストール完了のメッセージが表示されるまで、ウィザードに従います。 前の手順でダウンロードした両方の証明書をインストールします。

図 8. 証明書インポート ウィザード

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Cisco Jabber for Windows MRA デバイスの設定方法

MRA 通信デバイスとして使用するデバイスには、いくつかの候補があります。 最初の候補は、Cisco Jabber for Windows です。 ラップトップを使用してこのデバイスをセットアップし、Cisco Collaboration Edge ソリューション経由で接続するように設定します。

Mac を使用する場合は、同じ手順に従って Cisco Jabber for Mac をインストールします。 スクリーン ショットは若干異なりますが、手順は同じです。

Cisco Jabber for Windows ソフトウェアの設定

  1. Cisco.com から Cisco Jabber for Windows をダウンロードします。 テスト済みのリリースはバージョン 11 です。
  1. クライアントがすでに設定されている場合は、[ファイル(File)] > [Jabberのリセット( Reset Jabber)] を使用してリセットします。

図 9. Jabberのリセットオプション

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  1. 利用可能なパブリック接続を使用してデバイスをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員であれば、Blizzard SSID上でゲストアカウントを作成し、intranet SSIDに接続してデモを実施します。

Cisco社員 – Cisco ITは、様々なメディアポートを社内ファイアウォール上でブロックしています。MRA上で機器を登録する際は、ワイヤレスまたは、物理線でのパブリック接続を使用して下さい。

  1. Blizzard SSIDもしくは、CiscoオフィスにてCisco LANに接続している場合、以下の手順を実施します:
    1. Webブラウザを開き、https://internet.cisco.comに接続します。Cisco IDとパスワードを使用して[サインオン(Sign On)]します。

図 10. インターネットアカウントのサインイン

CEC-login

    1. [アカウントの作成(Create Account)]アイコンをクリックします。 image2
    2. ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。[ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。

図 11. カスタムゲストアカウントの作成

create-acct-login

    1. Blizzard SSIDから切断し、internet SSIDに接続し、guestとして、作成したアカウント情報でログインします。

図 12. ワイヤレスネットワークのオプション

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  1. 次に、[詳細設定(Advanced settings)] をクリックし、アカウントとして [Cisco IM & Presence] を選択して、[サーバアドレス(Server address)] にデモンストレーションの Cisco IM & Presenceアドレス(198.18.133.4)を入力します。 変更を保存します。

図 13. 詳細設定

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  1. デモ ユーザのユーザ名にサフィックス @collabedge-XXX.dc-YY.com を付けて入力し、[続行(Continue)] をクリックします。

図 14. Cisco Jabber デモ ユーザのユーザ名

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  1. 次のページで、ユーザのパスワードを入力します。 [Cisco Jabberの起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts )] オプションはオンにしないでください。 [サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。

図 15. Cisco Jabber へのサインイン

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Cisco Jabber for Windows クライアントがMRA経由で接続済みの状態になります。 他の任意のエンドポイントからアクセス可能になり、任意の LAN、MRA、B2B エンドポイントとビデオ コールを行うことができます。

お使いのMRA機器を登録している際に、プロセス実施中にエラーが起こった場合は、MRA登録の完了されていません。それらは既知の問題であり、以下のバグ報告でカバーされています:

Cisco Bug CSCuu31716

Cisco Bug CSCuu64394

以下のアウトプットがエンドポイントで確認された場合、VSC-Cサーバに接続し、以下のログページを確認する必要があります:

図 16. クライアントソフトウェア上のCisco MRA登録エラー

mra sw client reg failure

図 17. Cisco VCS-C Serveイベントログ接続

vcs-c event log access

機器の登録で使用しているユーザIDでフィルターします。

図 18. Cisco VCS-C Serverイベントログ

vcs-c event log output

上記と同じような出力のリクエスト失敗メッセージの場合は、設定の再確認をします。使用している認証情報、使用しているWi-Fiやイーサネット接続のステータス、ルータのVPN接続を確認します。他の問題原因がないか、VCS-C or VCS-E servers内のアラームを確認します。これらすべての手順で問題が解決しない場合、リリースノート上に記載されているバクかと思われます。これらの解決方法は、現在調査中で、回避方法がありません。シャットダウンで、デモセッションを終了し、新しいセッションをスケジュールする事を推奨します。これらは、あまり発生しないエラーであり、新しいセッションでは、MRA登録がうまくいくと考えています。もしくは、サポートケースを上げ、サポートエンジニアからの支援をリクエストして下さい。Cisco dCloud Support page.

エンドポイントが MRA 経由で登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。

  1. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [デバイス(Device )] > [電話(Phone)] をクリックします。
  1. 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。

図 19. Cisco Unified CM の管理、現在ログイン中のデバイスのレポート

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もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント( Multiple Components)] のラベルがリストされます。

  1. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。

図 20. Cisco TelePresence Video Communication Server Control

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図 21. Cisco TelePresence Video Communication Server Controlコールステータス

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  1. 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。

図 22. コール ステータスの詳細

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Cisco Jabber for iPad/iPhone MRA デバイスの設定方法

  1. App Store から Jabber for iPhone/iPad をダウンロードします。 テスト済みのリリースはバージョン 10.5.1 です。
  1. スマートフォン/タブレットにインストールします。
  2. クライアントがすでに設定されている場合は、[Jabberのリセット(Reset Jabber )] オプションを使用してリセットします。

図 23. Jabber のリセット

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  1. 利用可能なパブリック接続を使用してデバイスをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員であれば、Blizzard SSID上でゲストアカウントを作成し、intranet SSIDに接続してデモを実施します。

Cisco社員 – Cisco ITは、様々なメディアポートを社内ファイアウォール上でブロックしています。パブリック接続を使用する際は、 MRA上で機器を登録する際は、ワイヤレスまたは、物理線でのパブリック接続を使用します。

  1. Blizzard SSIDもしくは、CiscoオフィスにてCisco LANに接続している場合、以下の手順を実施します。お客様先の場合は、この手順をスキップします。.
    1. Webブラウザを開き、https://internet.cisco.comに接続します。Cisco IDとパスワードを使用して[サインオン(Sign On)]します。

図 24. インターネットアカウントのサインイン

CEC-login

      1. [アカウントの作成(Create Account)]アイコンをクリックします。image2
      2. ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。[ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。

図 25. カスタムゲストアカウントの作成

create-acct-login

      1. Blizzard SSIDから切断し、internet SSIDに接続し、guestとして、作成したアカウント情報でログインします。

Figure 26. カスタムゲストアカウントの作成

image1

  1. 次に、[詳細設定(Advanced settings)] をクリックし、アカウントとして [Cisco IM & Presence] を選択して、[サーバアドレス(Server address)] にデモンストレーションの Cisco IM & Presenceアドレス(198.18.133.4)を入力します。 変更を保存します。

図 27. 詳細設定

MRA iphone edit

 

  1. デモ ユーザのユーザ名にサフィックス @collabedge-XXX.dc-YY.com を付けて入力し、[続行(Continue)] をクリックします。

図 28. Cisco Jabber デモ ユーザのユーザ名

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  1. 次のページで、ユーザのパスワード(C1sco12345)を入力し、[自動サインイン(Automatic sign-in)] オプションをオフにして、[サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。

図 29. サインイン

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  1. Jabber for iPhone/iPad クライアントが接続済みの状態になります。 [証明書が無効です(Certificate not valid)] というエラーが表示された場合は、[続行(Continue)] をクリックします。 [サーバが見つかりません(Cannot locate server)] というエラーが表示された場合は、もう一度 [サインイン(Sign in)] ボタンをクリックします。

Cisco Jabber for Windows クライアントがMRA経由で接続済みの状態になります。 他の任意のエンドポイントからアクセス可能になり、任意の LAN、MRA、B2B エンドポイントとビデオ コールを行うことができます。

図 30. Cisco Jabber Client for iPad/iPhone

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お使いのMRA機器を登録している際に、プロセス実施中にエラーが起こった場合は、MRA登録の完了されていません。それらは既知の問題であり、以下のバグ報告でカバーされています:

Cisco Bug CSCuu31716

Cisco Bug CSCuu64394

以下のアウトプットがエンドポイントで確認された場合、VSC-Cサーバに接続し、以下のログページを確認する必要があります:

図 31. クライアントソフトウェア上のCisco MRA登録エラー

mra sw client reg failure

 

図 32. Cisco VCS-C Serveイベントログ接続

vcs-c event log access

機器の登録で使用しているユーザIDでフィルターします。

図 33. Cisco VCS-C Serveイベントログ接続

vcs-c event log output

上記と同じような出力のリクエスト失敗メッセージの場合は、設定の再確認をします。使用している認証情報、使用しているWi-Fiやイーサネット接続のステータス、ルータのVPN接続を確認します。他の問題原因がないか、VCS-C or VCS-E servers内のアラームを確認します。これらすべての手順で問題が解決しない場合、リリースノート上に記載されているバクかと思われます。これらの解決方法は、現在調査中で、回避方法がありません。シャットダウンで、デモセッションを終了し、新しいセッションをスケジュールする事を推奨します。これらは、あまり発生しないエラーであり、新しいセッションでは、MRA登録がうまくいくと考えています。もしくは、サポートケースを上げ、サポートエンジニアからの支援をリクエストして下さい。Cisco dCloud Support page.

エンドポイントが MRA 経由で登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。

  1. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [デバイス(Device )] > [電話(Phone)] をクリックします。
  1. 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。

図 34. Cisco TelePresence Video Communication Server Control

mra-34

もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント( Multiple Components)] のラベルがリストされます。

  1. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。

図 35. Cisco TelePresence Video Communication Server Control

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図 36. Cisco TelePresence Video Communication Server Control

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  1. 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。

図 37. コール ステータスの詳細

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Cisco IP Phone 88×5 MRA デバイスの設定方法

Cisco社員 – Cisco ITは、様々なメディアポートを社内ファイアウォール上でブロックしています。MRA上で機器を登録する際は、ワイヤレスまたは、物理線でのパブリック接続を使用して下さい。

  1. ワイヤレス接続で、IP phoneをお使いの場合は、以下の手順を実施しまう。お使いでない場合は、LAN接続経由でIP phoneをパブリックインターネットに接続します。MRA機器を、Cisco社内LANに接続しないで下さい。
    1. 利用可能なパブリック接続を使用してIP phoneをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員であれば、Blizzard SSID上でゲストアカウントを作成し、intranet SSIDに接続してデモを実施します。
    2. Blizzard SSIDに接続している場合は、Step1を実施します。IP phoneがLAN経由で接続されている場合は、Step2に移ります。
    3. Webブラウザを開き、https://internet.cisco.comに接続します。Cisco IDとパスワードを使用して[サインオン(Sign On)]します。

図 38. インターネットアカウントのサインインCEC-login

      1. [アカウントの作成(Create Account)]アイコンをクリックします。image2
      2. ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。[ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。

図 39. カスタムゲストアカウントの作成

create-acct-login

      1. Blizzard SSIDから切断し、internet SSIDに接続し、guestとして、作成したアカウント情報でログインします。

図 40. Wireless Network Options

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  1. 既存の設定による、問題を防ぐために、お使いの88×5機器を工場出荷時に戻し、白紙の状態からLabを開始することを推奨します。
    1. 88×5 リセット
      1. 88×5より電源を抜き、数秒待ちます。
      2. #ボタンを押しながら、電源を入れます。
      3. ミュートボタンのライトが消えたら、123456789*0#を順に押します。
      4. それらのボタンを押した後、電話は工場出荷時の状態へのプロセスへ進みます。工場出荷時プロセスが完了し、メイン画面が表示されるまで、電源を切らないで下さい。
  2. 電話が起動するまで待ちます。
  3. 次に、ダミーMACアドレスを使用し、エンドポイント端末のMACアドレスを置換し、機器をCisco Unified Communications Managerに追加します。詳細手順は、こちらを確認します。Cisco Unified Communication Manager(CallManager)を使用した電話のプロビジョニング [手順を表示].
  4. キーパッドを使い、dCloudセッションのSession Details タブにて用意されているService domain を入力します。フォーマットはcollabedge-XXX.dc-0X.com.
  5. 使用するUsername / Passwordを入力します。
  6. ソフトキーボタンSign in.を押下します。
  7. 88×5が、MR経由でUnified CMに登録されます。

Cisco Bug CSCuu31716

Cisco Bug CSCuu64394

以下のアウトプットがエンドポイントで確認された場合、VSC-Cサーバに接続し、以下のログページを確認する必要があります:

図 38. ハードウェアエンドポイント上のCisco MRA登録エラー

mra reg failure

図 39. Cisco VCS-C Serverイベントログ接続

vcs-c event log access

機器の登録で使用しているユーザIDでフィルターします。
図 40. Cisco VCS-C Serverイベントログ

vcs-c event log output

上記と同じような出力のリクエスト失敗メッセージの場合は、設定の再確認をします。使用している認証情報、使用しているWi-Fiやイーサネット接続のステータス、ルータのVPN接続を確認します。他の問題原因がないか、VCS-C or VCS-E servers内のアラームを確認します。これらすべての手順で問題が解決しない場合、リリースノート上に記載されているバクかと思われます。これらの解決方法は、現在調査中で、回避方法がありません。シャットダウンで、デモセッションを終了し、新しいセッションをスケジュールする事を推奨します。これらは、あまり発生しないエラーであり、新しいセッションでは、MRA登録がうまくいくと考えています。もしくは、サポートケースを上げ、サポートエンジニアからの支援をリクエストして下さい。Cisco dCloud Support page.

  1. エンドポイントが MRA 経由で登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。
  2. Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  3. [デバイス(Device )] > [電話(Phone)] をクリックします。
  4. 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。

図 41. Cisco TelePresence Video Communicationサーバコントロール

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  1. もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント( Multiple Components)] のラベルがリストされます。
  2. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  3. Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  4. [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。

図 42. Cisco TelePresence Video Communicationサーバコントロール

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図 43. Cisco TelePresence Video Communicationサーバコントロール

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  1. 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。

図 44. Cisco TelePresence Video Communicationサーバコントロール
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Cisco DX MRA デバイスの設定方法

Cisco社員 – Cisco ITは、様々なメディアポートを社内ファイアウォール上でブロックしています。MRA上で機器を登録する際は、ワイヤレスまたは、物理線でのパブリック接続を使用して下さい。

  1. ワイヤレス接続で、DXをお使いの場合は、以下の手順を実施しまう。お使いでない場合は、LAN接続経由でIP phoneをパブリックインターネットに接続します。MRA機器を、Cisco社内LANに接続しないで下さい。
    1. 利用可能なパブリック接続を使用してIP phoneをインターネットに接続します。 接続には、自宅のワイヤレス、お客様のゲスト ネットワーク、またはその他のパブリック インターネット接続を使用できます。 シスコ社員であれば、Blizzard SSID上でゲストアカウントを作成し、intranet SSIDに接続してデモを実施します。
    2. Blizzard SSIDに接続している場合は、Step1を実施します。IP phoneがLAN経由で接続されている場合は、Step2に移ります。
    3. Webブラウザを開き、https://internet.cisco.comに接続します。Cisco IDとパスワードを使用して[サインオン(Sign On)]します。

図 45. インターネットアカウントのサインイン

CEC-login

      1. [アカウントの作成(Create Account)]アイコンをクリックします。image2
      2. ゲスト アカウントのアカウント情報を入力します。 任意の名前、電子メール、会社を入力できます。[ゲストロール(Guest role)] は必ず [ゲスト(Guest)] に設定します。 [送信(Submit)] をクリックします。 これで、ゲストとしてインターネット SSID にログインできるようになります。

図 46. カスタムゲストアカウントの作成

create-acct-login

      1. Blizzard SSIDから切断し、internet SSIDに接続し、guestとして、作成したアカウント情報でログインします。

Figure 47. ワイヤレスネットワークオプション

image1

  1. 存の設定による、問題を防ぐために、お使いのDX機器を工場出荷時に戻し、白紙の状態からLabを開始することを推奨します。
    1. DX リセット
      1. Settingsを開きます。
      2. Backup & resetをタップします。
      3. Factory data resetをタップします。
      4. Reset deviceをタップします。
      5. Erase everythingをします。
  2. 工場出荷時プロセスの再起動後、Getting startedをタップします。

DXがネットワーク接続なし、起動した場合、Getting Startedをタップしたあとにデスクトップに戻ります。この事象が起こった場合、ネットワーク接続を確認し、Applications [applications], Settings [settings]をタップし、Setup assistantウィザードを実施します。 再度Getting startedタップします。

  1. Enter TFTP serverスクリーンで、Expresswayをタップします。

図 48. TFTP設定

enter tftp server

  1. dCloudセッションのSession Details タブもしくは、インストラクターが用意したService domain を入力します。フォーマットはcollabedge-XXX.dc-0X.com.
  2. 使用するUsername / Passwordを入力します。
  3. Sign inをタップし、初期設定が完了するまで待ちます:
    1. Allow をタップし、I acceptCisco WebEx Meetingsプロンプトを受理します。
    2. Skip を4回タップします。
    3. Continueをタップします。
  4. DXがMRA経由でUnified CMに登録されます。

お使いのMRA機器を登録している際に、プロセス実施中にエラーが起こった場合は、MRA登録の完了されていません。それらは既知の問題であり、以下のバグ報告でカバーされています:

Cisco Bug CSCuu31716

Cisco Bug CSCuu64394

以下のアウトプットがエンドポイントで確認された場合、VSC-Cサーバに接続し、以下のログページを確認する必要があります:

図 49. エンドポイントハードウェア上のCisco MRA登録エラー
mra reg failure

図 50. Cisco VCS-C Serverイベントログ接続

vcs-c event log access

機器の登録で使用しているユーザIDでフィルターします。

図 51. Cisco VCS-C Serverイベントログ

vcs-c event log output

上記と同じような出力のリクエスト失敗メッセージの場合は、設定の再確認をします。使用している認証情報、使用しているWi-Fiやイーサネット接続のステータス、ルータのVPN接続を確認します。他の問題原因がないか、VCS-C or VCS-E servers内のアラームを確認します。これらすべての手順で問題が解決しない場合、リリースノート上に記載されているバクかと思われます。これらの解決方法は、現在調査中で、回避方法がありません。シャットダウンで、デモセッションを終了し、新しいセッションをスケジュールする事を推奨します。これらは、あまり発生しないエラーであり、新しいセッションでは、MRA登録がうまくいくと考えています。もしくは、サポートケースを上げ、サポートエンジニアからの支援をリクエストして下さい。Cisco dCloud Support page.

  1. エンドポイントが MRA 経由で登録されていることを確認するには、Cisco Unified Communications Manager に、エンドポイントの IP アドレスとして VCS-C サーバと同じ 198.18.133.152 が表示されることを確かめます。
  2. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco Unified Communications Manager サーバ(https://198.18.133.3)にアクセスして、administrator としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [デバイス(Device )] > [電話(Phone)] をクリックします。
  1. 電話を探すために、[Description contains *あなたのユーザ名*] を入力し、[検索(Find)] をクリックします。

Figure 52. Find and List Phones

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もう 1 つの確認方法として、例えば tadams@dcloud.cisco.com にコールを発信し、そのコールが VCS ログに記録されたことを確認します。 コール パスに複数のコール レッグが示されている場合、Collaboration Edge の通信パスを使用していることになります。 [プロトコル(Protocol)] には、[複数のコンポーネント( Multiple Components)] のラベルがリストされます。

  1. これを確認するには、デモンストレーション ワークステーションのいずれかにログインするか、デモンストレーションに接続されているラップトップにログインします。
  1. Cisco TelePresence VCS-C サーバ(https://198.18.133.152)にアクセスし、vcsadmin としてパスワード C1sco12345を使用してログインします。
  1. [ステータス(Status)] > [コール(Calls)] > [コール(Calls)] をクリックします。

図 53. Calls

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F図 54. Callステータス

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  1. 右側の [表示(View)] リンクをクリックすると、コールが展開表示されて、そのすべてのコンポーネントが示されます。これにより、MRA エンドポイントがイントラネット外部から発信していることがわかります。

図 55. Callステータス

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