Cisco DX70 と DX80 のセットアップ手順
以下の手順では、Cisco DX70 および DX80 デバイスの初期化、プロビジョニング、および設定を行う方法を詳しく説明しています。
プロビジョニング
- DX70/80 を dCloud ルータに接続します。
- DX70/80 が一時的な内線番号(11XX)で CallManager に自動登録されます。
- DX70/80 で 1111 をダイヤルし、セルフプロビジョニング IVR に接続します。
- DX70/80 で XXXX# を押します。XXXX は、このデバイスをプロビジョニングするユーザの 4 桁の内線番号です。
- IVR の応答メッセージによりセルフプロビジョニングの成功が確認できます。その後、DX70/80 がリセットされプロビジョニングされます。
電子メールの設定
- DX70/80 デバイスで、[設定(Settings)] > [アカウント(Accounts)] > [アカウントの追加(Add Account)] を押します。
- [コーポレート(Corporate)] を選択して、 ユーザのデモンストレーション用の電子メール アカウントをセットアップします。
- デモンストレーション用ユーザーの電子メール ID とパスワードを入力します。 電子メール アドレスの末尾は ***@dcloud.cisco.com である必要があります。
- [次へ(Next)] を選択します。
- 次の画面で、ユーザのドメイン名\ユーザ ID(例:dcloud\amckenzie)と パスワードを入力します。
- メール サーバに mail1.dcloud.cisco.com を入力します。
- [セキュアな接続(SSL)を使用(Use secure connection (SSL))] および [すべてのSSL証明書を承認(Accept all SSL certificates)] にチェックマークを付けます。
- ポート番号を 443 のままにして、[次へ(Next)] を選択します。
- 新しい電子メール アカウントがデバイスに追加されます。 [設定(Settings)] & [アカウント(Accounts)] に戻ります。[コーポレート(Corporate)] という新しいアカウントが追加されているはずです。
- アカウントをクリックし、すべての電子メール、カレンダーのイベント、連絡先を同期させるか、または同期する対象を選択できます。
Cisco Jabber のセットアップ
- DX70/80 デバイスで [アプリケーション(Apps)] に移動し、[Jabber] を起動します。
- Jabber アプリケーションが開きます。すべての契約条件に同意して続けます。
- アカウント タイプ情報を確認するには、[CUCM IM and Presence] を選択します。
- このデバイスを割り当てるデモンストレーション用ユーザのユーザ名とパスワードを入力します。
- [続行(Continue)] をクリックし、証明書の警告を承認します。
Cisco WebEx のセットアップ
- DX70/80 デバイスで、[設定(Settings)] > [アカウント(Accounts)] > [アカウントの追加(Add Account)] を押します。
- WebEx オプションを選択します。
- デモンストレーション用ユーザーの電子メール ID とパスワードを入力し、[次へ(Next)] を押します。 電子メール アドレスの末尾は ***@dcloud.cisco.com である必要があります。
- us-god.webex.com にサインインします。
デバイスのワイヤレスおよび VPN の設定
dCloud ルータに接続せずに DX70/80 デバイスを使用する場合、ワイヤレス ネットワークを有効にし、dCloud デモンストレーションへの VPN を確立します。
- DX70/80 からイーサネット ケーブルを抜きます。
- DX70/80 デバイスで [設定(Settings)] を押し、デバイスの Wi-Fi を有効にします。
- Wi-Fi が有効になると、すべての使用可能なワイヤレス ネットワークが表示されます。該当するネットワークを選択して接続します。
- Wi-Fi に接続されたら、[設定(Settings)] > [詳細(More)] > [VPN] を押します。
- 次の VPN プロファイルを追加します。
- [説明(Description)]:RTP dCloud VPN
- [サーバアドレス(Server Address)]:dcloud-rtp-anyconnect.cisco.com(別のデータセンターに接続する場合、サーバ名の rtp を lon(EMEAR の場合)または sng (APJC の場合)に変更します)
- 上記で追加した接続を選択すると、ユーザ名とパスワードの入力が求められます。 デモンストレーションからこれらの詳細を取得し、ここに追加します。
- セキュリティの警告を受け入れます。 これで、VPN 経由でデモンストレーションに接続されました。 電話、Jabber、電子メール サービスを上記の手順に従って設定します。すでに設定が済んでいる場合は、それらのサービスが自動的に再起動されます。