Cisco Collaboration 10.5 – ローカル ワークステーションの設定手順
以下の手順では、Cisco Collaboration 10.5 v1 デモンストレーションのデモ ユーザ用のローカル ラップトップに、Cisco Jabber と Cisco Jabber Guest をインストールする方法について説明します。 HD のビデオ コールやビデオ グリーティングの高度な機能と品質を体験していただくためには、ローカル ワークステーションを使用することをお勧めします。 デモで提供されるワークステーションも使用できますが、これらは RDP ワークステーションであるため、通話が接続され、ビデオ グリーティングが再生されることは確認できても、ビデオが機能しない場合があります。 これは dCloud デモンストレーションでの RDP ワークステーションに対する帯域幅の制限によるものです。
Web カメラ付きのローカル ワークステーションを使用する場合は、ワークステーションをエンド ポイント ルータに接続してください。 ルータがない場合は、Cisco Any Connect を使用して、VPN を使用したデモンストレーションに接続できます。
Cisco Jabber for Windows
- 次のリンクで、CCO から Cisco Jabber for Windows をダウンロードしてインストールします。
- CiscoJabberSetup.msi をダブルクリックして、アプリケーションを解凍およびインストールします。
- アプリケーションがインストールされたら、Cisco Jabber を起動します。 [詳細設定(Advanced Settings)] オプションをクリックし、[アカウントの種類(Account type)] が [自動(Automatic)] に設定されていることを確認します。
図 1 詳細設定
- ログインするユーザのユーザ ID username@dcloud.cisco.com を入力します。 「username」の部分は、実際のユーザ ID に置き換えてください。
- 次の画面でパスワードの入力を要求されるので、dCloud12345! と入力します。 [サインイン(Sign In)] をクリックします。
- サインインしたら、Jabber 連絡先のすべての写真が次のようにロードされたことを確認します。
図 2 Cisco Jabber
- 右上の [設定(Settings)] ドロップ ダウンをクリックし、[ファイル(File)] > [オプション(Options)] を選択して、以下のオプションが正しく設定されていることを確認します。
- [ビデオ(Video)] オプションをクリックし、ビデオが表示されることを確認します(ラップトップ/ワークステーションにカメラが付いている場合)
- [アカウント(Accounts)] をクリックし、以下のクレデンシャルでユーザのボイスメール アカウントを設定します。
- ユーザ名:ユーザのユーザ ID を入力します
- パスワード:dCloud12345!
- [OK] をクリックします。 これでボイスメールに接続されます。
- [会議(Meetings)] をクリックし、次のクレデンシャルで WebEx ミーティングのアカウントを設定します。
- [アカウントの設定(Setup account)] をクリックします。
- WebEx サイトが us-gdp.webex.com であることを確認します。
- [OK] をクリックします。
- これで WebEx に接続されます。
- オプションのページを閉じます。
- Jabber ウィンドウの左で [ボイスメールおよび会議(Voicemail and Meetings)] をクリックして、これらのサービスに接続されたこと、およびすべてのボイスメールと会議が更新されていることを確認します。
- これで、Jabber for Windows がローカルに設定されました。 デモの RDP ワークステーションとは異なり、ビデオ コールの作成、ビデオ グリーティングの表示、音声設定の制御をローカルで行うことができます。 Cisco Jabber for Windows の機能については、Lab Guide – Cisco Jabber Product Features を参照してください。
Cisco Jabber Guest
Jabber Guest を使用すると、ソフト フォンもハードフォンも使用せずに Web ブラウザからユーザを呼び出すことができます。 Cisco Jabber Guest は、高品質で各種の標準規格に準拠した、包括的なリアルタイムの通信を提供します。 ゲストは、URL、Web サイト リンク、またはモバイル アプリケーションをクリックするだけでインタラクションを開始できます。
- ローカル ワークステーションから Google Chrome の Web ブラウザを開いて、次の URL を入力します。
https://jabberguest.dcloud.cisco.com/call/”username”
“username” の部分は、呼び出し先のユーザ ID、またはそのユーザの内線番号(6XXX)に置き換えてください。
図 3 証明書
- セキュリティの警告が示されたポップアップ ウィンドウが表示されます。[証明書情報(Certificate information)] > [詳細(Details)] > [ファイルへコピー(Copy to File)] をクリックします。
- 証明書のエクスポート ウィザードが開きます。 プロンプトに従って、ローカル ワークステーションのいずれかの場所(デスクトップなど)に証明書を .cer 形式で保存します。 たとえば、jabberguest.cer という名前で保存します。
- ファイルが保存されたら証明書をダブルクリックし、[証明書のインストール(Install Certificate)] を選択します。 証明書のインポート ウィザードが開きます。 次の手順に従って、証明書をインストールします。 次に示すように、[信頼されたルート証明機関(Trusted Root Certification Authorities)] にインストールします。
図 4 証明書情報
- [証明書をすべて次のストアに配置する(Place all certificates in the following store)] > [参照(Browse)] をクリックして、[信頼されたルート証明機関(Trusted Root Certification Authorities)] を選択して [OK] をクリックします。
図 5 証明書インポート ウィザード
- プロンプトに従って、[完了(Finish)] をクリックします。 証明書がインポートおよびインストールされます。
- ブラウザを閉じて、手順 1 に記載されている URL を開きます。 ここでは、この URL はセキュリティ警告が示されずに次のように表示されます。 ブラウザにプラグインが表示されるので、[インストール(Install)] をクリックしてプラグインをインストールします。
図 6 Cisco Jabber Guest プラグイン
- Jabber Guest プラグインがダウンロードされます。 ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、[実行(Run)] を選択します。 プロンプトに従ってプラグインをインストールします。
- プラグインがインストールされると、Jabber Guest ウィンドウが表示され、緑色の [発信(Call)] ボタンが示されます。
- [発信(Call)] をクリックします。 コールが発信され、他の電話で応答があると、コールは以下のように表示されます。
図 7 Cisco Jabber Caller