Cisco Collaboration 10.5 – カスタム ユーザの Cisco Collaboration 10.5 v1 への追加
次の手順では、Cisco Collaboration 10.5 v1 のデモンストレーションでカスタム ユーザを追加する方法について詳しく説明します。 多くの営業担当者は、実際にプレゼンテーションを受ける人が使用している電話やその他のデバイスで、Collaboration のソリューションのデモを行いたいと考えています。 この方法を採用すると、プレゼンテーションがよりパーソナライズされたものになり、顧客を引き込むことができます。 [手順を見る] では、この方法について詳しく説明しています。
Cisco Prime Collaboration でのカスタム ユーザの設定
- デスクトップから Firefox を起動し、[コラボレーション管理者リンク(Collaboration Admin Links)] > [Cisco Prime Collaborationプロビジョニング(Cisco Prime Collaboration Provisioning)] の順にクリックします。 ユーザ名:globaladmin、パスワード:dCloud12345! でログインします。
- ホームページで、[展開(Deploy)] ドロップダウンから [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)] を選択します。
- [追加(Add)] をクリックし、このデモンストレーションの Active Directory に統合されていない新しいローカル ユーザを追加します。
- 必要に応じてユーザの詳細を入力します。 ドメインは、オプションをドロップダウンして [dCloud] を選択します。 詳細については、下の図を参照してください。
図 1 ユーザの追加
- [保存してプロビジョニングを開始(Save and Begin Provisioning)] をクリックします。
- ユーザが Cisco Prime Collaboration に追加されると、[ユーザサービス(User Services)] ページが表示されます。
- 左側の [新規サービス(New Service)] をクリックして、サービスのプロビジョニングを開始します。 次の画面では、[dCloud-Engg] サービス エリアが自動で選択されています。 [続行(Continue)] をクリックします。
- 使用可能なサービスから [回線(Line)] を選択して、[続行(Continue)] をクリックします。
- 次の画面で [回線タイプ(Line Type)] ドロップ ダウンをクリックし、[自動割り当て回線(Auto-Assigned Line)] または [選択した回線(Chosen Line)] のいずれかを選択します。 次の情報を考慮して選択します。
- [自動割り当て回線(Auto-Assigned Line)] は、事前に定義されている番号(+14085556016 ~ +14085556050)から DN を割り当てます。
- [選択した回線(Chosen Line)] では、割り当てる DN を自身で選択することができます。 [選択した回線(Chosen Line)] を選択した場合、1116 などの一時的な DN を割り当てておき、電話が自動登録されたらセルフプロビジョニング機能を使用して +14085556016 などの新しい DN に割り当てることができます。 詳細については、「Cisco UCM セルフプロビジョニング SMH」を参照してください [手順を見る] [英語]。 セルフプロビジョニング ID は、次のセクションで説明するように、Cisco Unified Communications Manager の [エンドユーザ(End user)] ページにあります。
- [回線の説明(Line Description)]、[呼び出し表示(Alerting Name)]、および [ASCII呼び出し表示(ASCII Alerting Name)] を入力します。
- [プライマリ内線(Primary Extension)] の横のボックスをオンにします。 これは必須フィールドです。
- [サービステンプレート(Service Template)] ドロップ ダウンをクリックし、[ビルトインテンプレート(Built in Template)] を選択して [続行(Continue)] をクリックします。
- 次の画面で [確認(Confirm)] をクリックして新しい回線のプロビジョニングを開始します。
Cisco Unified Communications Manager
- ユーザがプロビジョニングされたら、Firefox で新しいタブを開いてホーム ボタンをクリックします。 [コラボレーション管理者リンク(Collaboration Admin Links)] > [Cisco Unified Communications Manager] をクリックします。 ユーザ名:administrator、パスワード:C1sco12345 を使用してログインします。 [ユーザ管理(User Management)] ドロップ ダウンをクリックして [エンドユーザ(End User)] を選択します。 [検索(Find)] をクリックして、作成したユーザを見つけます。
- ユーザ ID をクリックし、エンドユーザのページで [セルフサービスユーザID(Self-Service User ID)] をメモします。 指定されたユーザに対して、自動登録された電話をプロビジョニングした場合、または [選択した回線(Chosen Line)] オプションを選択した場合は、この ID が要求されます。
セルフプロビジョニング
- プロビジョニングする電話を確認し、ネットワーク ケーブルを使用して電話をルータへ接続します。 IP フォンの Network というラベルの付いた接続口に差し込みます。
- IP フォンで、1111 をダイヤルします。
- IP フォンで XXXX# を押します。XXXX はカスタム ユーザの 4 桁の一時的な内線番号です。
- IVR によってセルフプロビジョニングの成功が確認され、電話機がリセットされプロビジョニングされます。
- 電話機のユーザ ID と内線番号が、作成したカスタム ユーザと同じであることを確認します。
- デバイスが再起動して再登録が行われるまで 3 ~ 4 分かかる場合があります。
注:電話機がプロビジョニングしない場合は、別のデモですでにプロビジョニングされている可能性があります。 以下の手順に従って Communications Manager からデバイスを削除し、このセクションの手順 1 – 6 をもう一度実行します。
- プロビジョニングされた電話機を削除するには、Workstation 1 で Internet Explorer を開いて、[コラボレーション管理者リンク(Collaboration Admin Links)] > [Cisco Unified Communications Manager] をクリックします。
- administrator として、パスワード C1sco12345 を使用してログインします。
- [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] 、および [検索(Find)] をクリックします。 プロビジョニングするデバイスを特定します。 デバイスが見つかったら、デバイスの横にあるボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
- セルフプロビジョニングの手順をもう一度繰り返します。
セルフケア ポータル
セルフケア ポータルへのログイン
- Workstation 1 で、デスクトップの Internet Explorer ショートカットをダブルクリックします。
- [コラボレーションユーザリンク(Collaboration User Links)] > [CUCMユーザページ(CUCM User Pages)] をクリックします。 [はい(Yes)] をクリックして続行します。
- 作成したカスタム ユーザのユーザ ID とパスワードでログインします。 [サインイン(Sign In)] をクリックしてログインします。
- [電話(Phones)] > [自分の電話(My Phones)] をクリックします。
- 会社の電話のいずれかをクリックして [編集(Edit)] を選択します。
- 電話機の説明を編集します。
- 電話機をクリックして、[設定(Settings)] を選択します。 プロビジョニングした電話機について、変更可能なオプションが表示されます。
シングル ナンバー リーチ(SNR)の設定
- [電話(Phones)] > [自分の電話(My Phones)] に戻ります。 [追加の電話機(Additional Phones)] で [+] 記号をクリックします。
- 米国の場合、91 で始まる携帯電話番号、エリアコードの順に入力し、電話機の説明を入力します。 国際電話の場合は、9 + 国コード + 電話番号を使用します。
- [シングル ナンバー リーチ(Single Number Reach)] チェックボックスをオンにしてこの機能を有効にして、[保存(Save)] をクリックします。
- これをテストするには、作成したカスタム ユーザの内線を Anita Perez のデバイスから呼び出します。 呼び出しには応答せずに待機してください。そうすると、シングル ナンバー リーチの連絡先として割り当てられた携帯電話が鳴るはずです。
その他の電話設定
- [電話(Phones)] > [電話の設定(Phone Settings)] をクリックします。 表示されたオプションをひとつずつ確認して、各選択肢の下にどのようなオプションがあるのかを確認します。
- [電話(Phones)] > [コール転送(Call Forwarding)] をクリックします。 表示されるオプションをひとつずつクリックします。
- [ボイスメール(Voicemail)] > [ボイスメール設定IVRにダイヤル(Dial Voicemail Preferences IVR)] をクリックします。
- プロビジョニングした電話機を [発信デバイス(Calling Device)] ドロップダウン メニューから選択します。
- [ダイヤル(Dial)] をクリックします。 これで電話機は Unity Connection ボイスメールをダイヤルします。
- Cisco WebDialer または IP フォンを使って電話を切ります。