Last updated:
19-FEB-2016

Access Point Connectivity – Cisco Office Preparations (Japanese)

アクセス ポイントの接続:シスコのオフィスの準備

Cisco Aironet 3000/2000/1000 シリーズ AP のスタティック IP アドレスの設定

シスコのほとんどのオフィスでは、Cisco Aironet 3000/2000/1000 シリーズ AP が動的に IP アドレスを取得することを許可していません。 そのため、デモンストレーションを実行するためには、AP 上にスタティック IP アドレスを設定する必要があります。

  1. シスコのオフィス内でアクティブなポートが使用されていることを確認します。 この確認は、ラップトップまたは他のデバイスをポートに接続して、シスコの内部ネットワークへの接続を確認することで可能になります。
  2. AP をネットワークに接続し、AP に接続したコンソール上に表示される次のメッセージを確認することで、AP が動的に IP アドレスを取得していないことを検証できます。
    Not sending discovery request AP does not have an IP
  3. AP が IP アドレスを取得していない場合は、AP をネットワークから切断し、シスコのラップトップを AP に使用する予定のポートに接続します。
  4. ラップトップから、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)により割り当てられた IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを取得します。 ラップトップにスタティック IP アドレスが設定されていないことを確認します。
  5. アクセス ポイントがシスコのネットワークから切断されている状態で、アクセス ポイントにコンソール接続します。 これにより大量のメッセージが画面に表示されることを防ぎます。
  6. ユーザ名に Cisco、パスワードにも Cisco と入力します。 イネーブル パスワードも Cisco です。
  7. 次のコマンドを実行します。
    capwap ap ip address <address> <subnet mask>(手順 4 で取得したシスコのラップトップの IP アドレスとサブネット マスクを入力します)
    capwap ap ip default-gateway <address>(手順 4 で取得したシスコのラップトップのデフォルト ゲートウェイ IP アドレスを入力します)
    show capwap ip config(上記のコマンドが成功したかを確認できます)
    capwap ap controller ip address <address>(スケジュールされたデモ セッションのパブリック IP アドレスを入力します)
    show capwap client config(上記のコマンドが成功したかを確認できます)
  8. AP のイーサネット ポートをシスコのラップトップが使用したポートに接続します。
:AP の接続中は、ラップトップを別の有線接続に接続しないでください。 接続すると、ネットワークで IP アドレスの重複が発生します。 デモンストレーションが完了するまで、ラップトップにはワイヤレス接続のみを使用してください。

これでデモンストレーションを実行する準備が整いました。

DHCP による IP アドレスの確保

デモンストレーションを頻繁に使用する場合は、自分のオフィスの設定を変更してもらえるようにケースをオープンして、AP が DHCP 経由で IP アドレスを取得できるようにすることができます。

  1. [Networking] で GTRC にケースをオープンします。
  2. ケース リクエストは次のようになります。「サイト <サイト名> のデスクトップ DHCP スコープに [IP Phones] 選択タグを追加してください。」
  3. GTRC からリクエストの状況と解決までの推定時間が通知されます。 ケースが解決されるまでは、上記の手順に従って AP の IP アドレスを手動で設定することを推奨します。